アメリカのジャンクフード
ジャンクフードとは、英語ではjunk foodと綴り、ジャンクとは、屑、がらくたという意味です。人間に必要な栄養素である、ファイバーつまり食物繊維や、ビタミン、ミネラルはあまり含まれないがカロリーは高いという、まさしく文字通り、屑やがらくたのような食べ物のことです。アメリカではこのジャンクフードを比較的よく食べるという食文化があります。
ジャンクフードは、ファーストフードと呼ばれる、チップス、ドーナツ、クッキー、ポップコーン、ホットドッグ、ピザ、バーガーなどがあり、特にスナック菓子全般に多いです。また、飲み物では、重量の10%もの砂糖が添加された場合、ジャンクフードと呼ばれます。ジャンクフードには、満腹感や人間がおいしいと感じる味のみを追求する食品が多いです。ジャンクフードは、少しだけでも高カロリーなので、摂り過ぎることにより悪影響を及ぼしています。肥満や、糖尿病は、今までは成人病の傾向であるといわれてきましたが、ジャンクフードによって、若年化してきています。
アメリカの成人肥満人口率は34.4パーセントと、世界で最も高いです。比べて、日本は3.4パーセントと、先進国では最も低い数値です。世界では、一般的にはBMIという身長と体重から割り出されるものを基準とし、そのBMIが30以上の成人人口比率を世界の肥満比率としています。しかし、日本ではBMI25以上を肥満と定義付けることが多いです。国際的には、日本が肥満とみなしているBMI25以上は過体重と定義付けされます。
世界一の肥満大国アメリカでは、ジャンクフードばかり食べられています。気をつけた食生活をしない限り、毎日なにかしらジャンクフードを食べるという食文化の環境にあります。なぜなら、ジャンクフードの方が安く済み、健康的な食事をしようとすると探す時間や、お金がかかるからです。
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