アメリカのキッチン
アメリカのキッチンは日本のキッチンに比べ、広いです。
日本のシステムキッチンの種類には、I型、L型、対面型、U型、アイランド型というものがあります。 I型は日本のシステムキッチンの中で、最も一般的に使われているタイプです。I型システムキッチンを壁側に置くことで、無駄なスペースがなく、料理をするときは左右に動くだけいいため人気です。Iキッチンは、アメリカより比較的、面積の狭い日本の家に向いた構造だと思います。
アメリカの一般家庭では、L型や、U型、アイランド型をよく見かけます。キッチンだけでも、日本の一般家庭に比べ非常に面積が広いです。また、大きな食器洗い機がカウンターの下に付いているのも、特徴です。日本の家にも、このようなキッチンが増えていると思います。しかし、日本の家ではたいてい食事を終えたらすぐに食器を洗うと思います。それでは、そのような大きな食器洗い機の4分の1もいっぱいになりません。アメリカでは普通、その大きな食器洗い機がいっぱいになるまで、つまり汚れた使用済みの食器が出るまで、待ってから食器を洗います。
他のキッチン用具の日本と大きく違う特徴は、大きなオーブンがあることです。普通の日本の家庭料理では、あまりオーブンを使用しません。言い換えると、日本はオーブンを使う食文化があまりありません。よって、日本ではオーブンは電子レンジと両用になっていたり、あまり大きくないものだったりします。しかし、アメリカではチキンをグリルしたり、ピザやラザニアを焼いたり、メキシコ料理や冷凍食品にと、オーブンを毎日のように頻繁に使用するという食文化があります。そのため、パイやピザが4枚ずつ焼けるような、とても大きなオーブンが、食器洗い機同様、カウンターの下に付いています。オーブンは、正しくは家を買う際に付いて来ない場合もあります。新居の場合は、電気屋さんや、家具屋さんで、カウンターに合うオーブンを購入します。
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